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  • 執筆者の写真: hygiene-aid.com
    hygiene-aid.com
  • 2019年10月25日
  • 読了時間: 3分

更新日:2023年8月13日


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嘔吐物処理時にはディスポ(使い捨て)タイプの 用具類を使うのが一般的ですが、 清掃に使うバケツや罹患者が使ったうがい受け、

汚物で汚れた衣類やタオルなどはどうしますか?

そのまま洗濯機へ?!

いえいえ、それでは感染対策として心配です。




汚物で汚れてしまったうえに、 菌やウィルスまで付着している汚れた衣類やタオルも、



『洗浄水』を使って洗濯できます!


汚れた衣類をビニール袋に閉じ込めても、

菌やウィルスは汚物をエサに、 その中で更に繁殖しています。


二次感染を防ぐためには 一刻も早く、除菌することが大切です。


『洗浄水』なら、次亜塩素酸ナトリウムのように 生地が漂白されることなく安心して除菌ができ、 たんぱく質(汚物)も分解するので、

洗濯仕上がりも一層清潔になります。




汚れた衣類はビニール袋へ・・・の前に、



『洗浄水』を入れたバケツに入れて

浸け置きを!



汚れた衣類に付着した固形の汚物はできるだけ取り除いてから、

『洗浄水』液を衣類がまるごと浸かる程、


ヒタヒタに入れて


くださいね。


そして、繊維の奥まで浸透させながら除菌を十分に行うために、

下着などの小さい衣類なら10~15分、 トレーナーなどの中サイズ衣類なら30~1時間ほど シーツやバスタオルなど大型サイズなら2~3時間ほど、

じっくり漬け置き


してください。



時間経過後は、漬け置いた液体ごと洗濯機に投入し、 通常運転モードでいつもの洗剤を入れて


ふつーに洗濯するだけ。


水量は多めで、注水しながら2回すすぎ、がよいです。


洗濯機が近くになくてすぐに洗えないときは、 漬け置き衣類を手でしぼり、滴る液が漏れないように ジップロックなど密閉できる袋に入れて持ち帰ってから洗濯で。


他に特別なことをする必要はありません!


『洗浄水』なら、汚染衣類を洗浄・除菌するだけでなく、 おまけに洗濯槽の石鹸カスやカビまで落として、 ステンレスもピカピカ、きれいにしちゃうんです。




どうでしょう?!



『洗浄水』を使うメリットを読み取っていただけましたか?



最後に、気を付けていただきたいことを書いておきます。


<注意①>

漬け置き時に固形汚物のカスが混じっていたら 洗濯機に投入する前にすくって取り除きましょう。

クズ取りネットに収集されたり、洗濯槽の目に付着したり、  なんとなく気持ち悪い、ですよね。



<注意②>


漂白作用はないので色が抜けて白くなることはありませんが、

衣類によっては”色落ち(色褪せ)”する可能性 はあります。

特に、”濃い色”(紺、青、黒、赤など)の生地は注意 です。

買ったばかりのジーンズを洗うときをイメージしてください。 水にうっすらと色がついて、生地はすこーし色が薄くなる、 そんな感じです。

白系の衣類を一緒に洗うときは色移りするかもしれませんので、 分別洗いした方がよいでしょう。

ただ、汚染衣類を除菌せずに洗濯機で洗うわけにもいかないので、 ”色落ち”に関してはうま~くかわしていただいて、  お気に入りの服なら特に、”ゴミ”として捨てずに、  清潔な状態にリセットして大事にしてあげてください。



<注意③>

使ったバケツや流し場、蛇口まわりなどは

十分に水洗い

してください。

『洗浄水』の液が飛び散って残ったまま放置すると、 水分が蒸発した後、白い粉(ケイ素)が残ってしまいます。

人畜無害な成分ですが、辺りが白っぽくなるのは嫌だと思います。



尚、『洗浄水』は、「強アルカリ」なので、 使用時は、使い捨て手袋 炊事手袋を必ず使ってくださいね。




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  • 執筆者の写真: hygiene-aid.com
    hygiene-aid.com
  • 2019年10月24日
  • 読了時間: 3分

更新日:2023年8月13日


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『洗浄水』の”洗浄力”は、 嘔吐物に含まれる”有機物”を強力に分解し、

除菌剤の力を向上させるだけでなく、

その場の汚染状態をきれいに清浄化します。


でも、『洗浄水』って、 どういうタイミングで使うのがよい?




嘔吐物にはたくさんの有機物(たんぱく質、脂質など)が 含まれていることは、どなたも知るところでしょう。



食中毒や感染症を原因とする嘔吐物には、 これらの有機物と一緒に菌やウィルスが吐き出されています。


しつこいようですが、

次亜塩素酸ナトリウムやエタノール系消毒剤は、 有機物があるとその中にまで浸透していくことができません。


これについては当ホームページ内でも記述しているので割愛しまして、 今回は、”嘔吐物処理時に、どう『洗浄水』を使うか” について、少し具体的に説明しようと思います。




~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

<嘔吐物自体を回収するとき>(凝固剤を使わないバージョン)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



”次亜塩素酸系”でも”エタノール系”でも、

各種除菌剤を使う前に 『洗浄水』を使ってください。


まず、汚物自体をペーパータオルまたは新聞紙などで覆い、 その上から『洗浄水』の液を十分にかけます。



スプレーしてかけてもいいのですが、

大量の固形有機物となる汚物に対しては、

スプレーヘッドを取ってボトルから直接、

トクトクと少量ずつ静かにたっぷりと、

覆った表面全体にまんべんなくかける方がよいです。



覆うものがないときは、そのままかけるしかありませんが、 流れて汚染物が広がらないように注意してください。 (この点、汚物の凝固剤を使うと便利です)


また、スプレーして使う場合は、

「十分にびっしょり濡れたな」


と感じるほどの量をかけてください。



『洗浄水』も”次亜塩素酸ナトリウム”などもそうですが、 大量の固形有機物に対しては、

湿ったな、くらいでは不十分


です。


そして

30~60秒ほど待ってから、


いつも通りに、 使い捨てチリトリやペーパー類を使って一次廃棄袋に回収し、 その中に各種除菌液を追加投入して口を閉じます。



次に、固形物を取り除いた後も汚染されたと思われる周辺を

ペーパータオル等と 『洗浄水』を使って、拭き掃除

をします。



そう、


”有機物”を徹底的に除去し、その場所を”清浄化”

するためです。


”次亜塩素酸ナトリウム”で周辺消毒する場合は、 この段階で撒いて拭いてください。(漂白注意)


そして、『洗浄水』を使った後は

あまり時間をおかずに、十分な水洗い又は水拭き

で拭き上げてくださいね。



”水”の代わりに、”100~200ppmの次亜塩素酸水” を使うと、よりバッチリ!なのですが、 結構たっぷり使って拭いていただきたいので、 経済的に考えるとやはり”水”がメインになるかもしれません。



”エタノール系”も使えなくはないですが、すぐに揮発してしまいますし、 多量に使うと大気中にアルコールが蔓延してしまい、 ちょっと具合が悪くなってしまうかもしれないので…




使用上の注意点としては、



●『洗浄水』は、水洗い・水拭きできる場所に使い、 使用箇所は乾燥しきってしまう前に十分に水洗浄すること。


●使い捨て手袋を着用し、液が目に入らないようにすること。

(ゴーグルやフェイスシールドがあれば着用ください)

です。




さて、『洗浄水』を使う量とタイミング、イメージしていただけましたか?



『洗浄水』のその他の使い方説明は、こちらに詳しく掲載しています。 ぜひそちらもご覧くださいませ。


ちなみに、カーペットやソファなど、

「水洗い・水拭きできない場所」や、普段の環境除菌には

ハイジーンエイド感染対策『美化水』


のご利用がおすすめです。



#ハイジーンエイド #洗浄水 #嘔吐物処理 #ノロウィルス対策


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