hygiene-aid.com
更新日:2023年8月13日
更新日:2023年8月13日
更新日:2023年8月13日
トイレや手洗い場だって汚染されています。
”有機物”があると十分に除菌できない”次亜塩素酸系”、
”水分”があると除菌力が低下する”エタノール系”、
ノロウィルスによる感染症の場合、 嘔吐だけでなく下痢の症状も現れます。
トイレ使用後に便器周辺に飛び散った汚物や、
罹患者が触れた個所にもウィルスが潜んでいるため、
と指導があると思います。
しかし、
より確実に処理するには、
必要があります。
固形汚物を除去したり、拭き取ったりするとき、
トイレットペーパーや使い捨てペーパー類を使って
掃除しますよね?!
そのとき、いきなり”次亜塩素酸系”の除菌剤を使うのではなく、
”次亜塩素酸”の除菌力の妨げとなる”有機物(汚物)”を分解する、
という前処理のためです。
便器だけでなく、手洗い場のシンクや蛇口など、
水洗い・水拭きできる箇所ならどこにでもお使いいただけます。
金属を傷めることもありません。
また、”エタノール系”の除菌剤は、
その場に”水分”があると薄まってしまい、
除菌力が落ちてしまうことはご存じの方も多いでしょう。
でも、
「流しや蛇口が濡れている」状態
はよくあること。
そこに
”エタノール”を吹きかけても、
実は十分に除菌されていない
かもしれません。
”水分”で倍に薄まっても、強アルカリ性を保ち、 洗浄力が低下することがありません。
文章ではなかなか伝わらないかな…
と思ったので、
次回、
洗面所の汚れ落とし試験をやってみよう!
と思います。
更新日:2023年8月13日
嘔吐物処理時にはディスポ(使い捨て)タイプの
用具類を使うのが一般的ですが、
清掃に使うバケツや罹患者が使ったうがい受け、
そのまま洗濯機へ?!
いえいえ、それでは感染対策として心配です。
汚物で汚れてしまったうえに、 菌やウィルスまで付着している汚れた衣類やタオルも、
汚れた衣類をビニール袋に閉じ込めても、
菌やウィルスは汚物をエサに、 その中で更に繁殖しています。
二次感染を防ぐためには
一刻も早く、除菌することが大切です。
『洗浄水』なら、次亜塩素酸ナトリウムのように
生地が漂白されることなく安心して除菌ができ、
たんぱく質(汚物)も分解するので、
汚れた衣類はビニール袋へ・・・の前に、
汚れた衣類に付着した固形の汚物はできるだけ取り除いてから、
『洗浄水』液を衣類がまるごと浸かる程、
くださいね。
そして、繊維の奥まで浸透させながら除菌を十分に行うために、
下着などの小さい衣類なら10~15分、
トレーナーなどの中サイズ衣類なら30~1時間ほど
シーツやバスタオルなど大型サイズなら2~3時間ほど、
してください。
時間経過後は、漬け置いた液体ごと洗濯機に投入し、
通常運転モードでいつもの洗剤を入れて
水量は多めで、注水しながら2回すすぎ、がよいです。
洗濯機が近くになくてすぐに洗えないときは、 漬け置き衣類を手でしぼり、滴る液が漏れないように ジップロックなど密閉できる袋に入れて持ち帰ってから洗濯で。
『洗浄水』なら、汚染衣類を洗浄・除菌するだけでなく、 おまけに洗濯槽の石鹸カスやカビまで落として、 ステンレスもピカピカ、きれいにしちゃうんです。
どうでしょう?!
『洗浄水』を使うメリットを読み取っていただけましたか?
最後に、気を付けていただきたいことを書いておきます。
<注意①>
漬け置き時に固形汚物のカスが混じっていたら
洗濯機に投入する前にすくって取り除きましょう。
クズ取りネットに収集されたり、洗濯槽の目に付着したり、
なんとなく気持ち悪い、ですよね。
<注意②>
漂白作用はないので色が抜けて白くなることはありませんが、
衣類によっては”色落ち(色褪せ)”する可能性
はあります。
特に、”濃い色”(紺、青、黒、赤など)の生地は注意
です。
買ったばかりのジーンズを洗うときをイメージしてください。
水にうっすらと色がついて、生地はすこーし色が薄くなる、
そんな感じです。
白系の衣類を一緒に洗うときは色移りするかもしれませんので、
分別洗いした方がよいでしょう。
ただ、汚染衣類を除菌せずに洗濯機で洗うわけにもいかないので、
”色落ち”に関してはうま~くかわしていただいて、
お気に入りの服なら特に、”ゴミ”として捨てずに、
清潔な状態にリセットして大事にしてあげてください。
<注意③>
使ったバケツや流し場、蛇口まわりなどは
してください。
『洗浄水』の液が飛び散って残ったまま放置すると、
水分が蒸発した後、白い粉(ケイ素)が残ってしまいます。
人畜無害な成分ですが、辺りが白っぽくなるのは嫌だと思います。
尚、『洗浄水』は、「強アルカリ」なので、 使用時は、使い捨て手袋か 炊事手袋を必ず使ってくださいね。