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2019年10月25日3 分

汚染された用具や衣類も

最終更新: 2023年8月12日

嘔吐物処理時にはディスポ(使い捨て)タイプの
 
用具類を使うのが一般的ですが、
 
清掃に使うバケツや罹患者が使ったうがい受け、
 

汚物で汚れた衣類やタオルなどはどうしますか?
 

そのまま洗濯機へ?!
 

いえいえ、それでは感染対策として心配です。


汚物で汚れてしまったうえに、
 
菌やウィルスまで付着している汚れた衣類やタオルも、

『洗浄水』を使って洗濯できます!
 

汚れた衣類をビニール袋に閉じ込めても、

菌やウィルスは汚物をエサに、
 
その中で更に繁殖しています。

二次感染を防ぐためには
 
一刻も早く、除菌することが大切です。
 

『洗浄水』なら、次亜塩素酸ナトリウムのように
 
生地が漂白されることなく安心して除菌ができ、
 
たんぱく質(汚物)も分解するので、
 

洗濯仕上がりも一層清潔になります。
 

汚れた衣類はビニール袋へ・・・の前に、


 

『洗浄水』を入れたバケツに入れて

浸け置きを!


 

汚れた衣類に付着した固形の汚物はできるだけ取り除いてから、

『洗浄水』液を衣類がまるごと浸かる程、

ヒタヒタに入れて

くださいね。


 

 

そして、繊維の奥まで浸透させながら除菌を十分に行うために、
 

下着などの小さい衣類なら10~15分、
 
トレーナーなどの中サイズ衣類なら30~1時間ほど
 
シーツやバスタオルなど大型サイズなら2~3時間ほど、
 

じっくり漬け置き

してください。
 

時間経過後は、漬け置いた液体ごと洗濯機に投入し、
 
通常運転モードでいつもの洗剤を入れて
 

ふつーに洗濯するだけ。
 

水量は多めで、注水しながら2回すすぎ、がよいです。
 

洗濯機が近くになくてすぐに洗えないときは、
 
漬け置き衣類を手でしぼり、滴る液が漏れないように
 
ジップロックなど密閉できる袋に入れて持ち帰ってから洗濯で。


 

他に特別なことをする必要はありません!
 

『洗浄水』なら、汚染衣類を洗浄・除菌するだけでなく、
 
おまけに洗濯槽の石鹸カスやカビまで落として、
 
ステンレスもピカピカ、きれいにしちゃうんです。

どうでしょう?!

『洗浄水』を使うメリットを読み取っていただけましたか?
 

最後に、気を付けていただきたいことを書いておきます。
 

<注意①>
 

漬け置き時に固形汚物のカスが混じっていたら
 
洗濯機に投入する前にすくって取り除きましょう。
 

クズ取りネットに収集されたり、洗濯槽の目に付着したり、
 
 なんとなく気持ち悪い、ですよね。
 

<注意②>

漂白作用はないので色が抜けて白くなることはありませんが、

衣類によっては”色落ち(色褪せ)”する可能性
 
はあります。
 

特に、”濃い色”(紺、青、黒、赤など)の生地は注意
 
です。
 

買ったばかりのジーンズを洗うときをイメージしてください。
 
水にうっすらと色がついて、生地はすこーし色が薄くなる、
 
そんな感じです。
 

白系の衣類を一緒に洗うときは色移りするかもしれませんので、
 
分別洗いした方がよいでしょう。
 

ただ、汚染衣類を除菌せずに洗濯機で洗うわけにもいかないので、
 
”色落ち”に関してはうま~くかわしていただいて、
 
 お気に入りの服なら特に、”ゴミ”として捨てずに、
 
 清潔な状態にリセットして大事にしてあげてください。
 

<注意③>
 

使ったバケツや流し場、蛇口まわりなどは
 

十分に水洗い
 

してください。
 

『洗浄水』の液が飛び散って残ったまま放置すると、
 
水分が蒸発した後、白い粉(ケイ素)が残ってしまいます。
 

人畜無害な成分ですが、辺りが白っぽくなるのは嫌だと思います。
 

尚、『洗浄水』は、「強アルカリ」なので、
 
使用時は、使い捨て手袋
 
炊事手袋を必ず使ってくださいね。

#ハイジーンエイド #洗浄水  #嘔吐物処理  #ノロウィルス対策

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