ウィルスや菌のエサになる”有機物汚れ”。 それを落として”清浄化”する力を”洗浄力”といいます。
残留タンパクを検出する試薬を洗面台のシンク壁にスプレーし、
余分な試薬をシャワー水で十分に洗い流すと、
残留タンパク(汚れ)が着色され姿を現します。
普段は”キレイ”と思っていたシンクの壁面でしたが、
目に見えない汚れがこんなにも残っていました!
(´•_•; )
そこに
『洗浄水』、
「5000ppm次亜塩素酸ナトリウム液」、
「消毒用エタノール」
をそれぞれ、3回ずつスプレーすると…
噴きかけた薬液とともに、
壁面に付着して残っていた汚れが、 たらーっと流れ落ちていきます。
『洗浄水』と消毒用エタノールは ”青い色”の液体となって流れていくのに対し、
次亜塩素酸ナトリウム液では、
試薬中に含まれていた蛍光塗料が脱色されたものの、
”青い色”の汚れは残ったまま。
この時点でもうほとんど結果判定が予想できてしまうと思いますが、
ここからさらに、
残った青い汚れを
シャワー水でもう一度洗い流します。
どうでしょう。
噴霧直後から青色に流れ落ちていき、
優秀と思われた消毒用エタノール
でしたが、
壁面には汚れがまだまだ残っています。
そして、
次亜塩素酸ナトリウム液では、汚れが落とせない
ことがよくわかります。
判定はそう、